タイトル写真 耐乏Press Japan.
全日本貧乏協議会
12 Dec.
2001

目次
特集

 第一特集
  ストーブ、火鉢、布団
 第二特集
  会長の十大ニュース

連載記事

  シゲ君の嗚呼、高校三年間(8)
  貧乏彩時記(9)

  投稿記事

 読者の声


 編集後記/次号のお知らせ

特集
ストーブ、火鉢、布団
熱を逃がすな勿体ない
貧乏人にとっては辛い季節である冬。湯豆腐で一杯ひっかけるなんていう冬ならではの楽しみをも粉砕してしまう凍りつく寒さとの戦いは、これからが本番です。今月の特集では、熱源を有効利用する貧乏術をご紹介します。
特集タイトル写真
●冬こそが、貧乏人最大の試練

 皆様、寒くなってまいりました。

 でも、まだまだ冬は始まったばかりでして、来年の2月くらいがいちばん寒いわけです。
 まだ12月なのに灯油の減りは早く、ストーブをつけていたって、風呂にでも入らないと何もできないくらいに凍えてしまうのです。煙草を吸っていなくとも、煙のように白い息が。
 寒いって、イヤですね。

 寒くて寒くてたまらない冬を、少しでも快適に過ごそうとすれば、灯油が大量に必要ですし、たとえ灯油使い放題を覚悟して望んだとしても、貧乏で大きなストーブなど持っていませんので、なんだか薄ら寒いのです。

 しかしながら、熱い味噌汁がたまらなく幸せに感じられる季節でもあります。確かに、熱いものを飲んだり喰ったりしているときは、しばらくは体もほかほかとして、その時だけは冬を忘れられる気がしますね。

 そんなわけで、今月の特集は、ただ灯油を燃やすだけでは勿体ないので熱いものを喰ったり飲んだり呑んだりしながら過ごそうという魂胆です。

●常になにかを煮続けろ、ストーブ

 石油ファンヒーターをご愛用の皆様、残念でした。

 石油ファンヒーターは力強く部屋を暖めてくれますから、それでいいじゃありませんか。昔ながらの石油ストーブ、しかも四畳半がようやく暖まる程度の小さいやつで心細く暖まっている人、こんにちは。

 石油ストーブでお湯を沸かしておくのは、貧乏を自認されている皆様でしたら当然と思われます。常に、白湯を飲みながら、または焼酎やトリスのお湯割りをちびりと呑みながら、暖まっていることでしょう。

 石油ストーブの説明書などを見ますと、上に物を置かないでくださいなんて書かれている場合もありますけれど、どう考えたって、薬缶がベストマッチな形状をしています。乗せずには居られません。
 ひっくり返すと大変なことになりますけれど、注意してお湯を沸かしましょう。

 また、鍋に湯を沸かし、日本酒の入った徳利を静かに暖めるなんてのは最高です。
 これなら、冬の寒い夜を暖かく過ごせます……けれど、これではついつい呑み過ぎてしまって肝心の作業がはかどらなくなる場合もしょっちゅうです。
 仕方がないので、大根鍋を静かにことことと温めておくことにしましょうか。
 芯まで煮えきった大根で熱燗……これでは、結局呑んでしまいますか。

全粥 では、御飯にしましょう。
 普通に米を炊くのは、ストーブでは難しいというか危険です。ふきこぼさずに作る御飯といえば、お粥になります。
 米一握りと、米に対して5倍の水を鍋に入れ、蓋をしたらストーブの上に。1時間ほど何もせずに火にかけておけば、全粥の出来上がりです。小さなストーブですと、あまり大量の水を沸かすには不向きですので、欲張って大量に作ろうとかは考えないようにしましょう。また、土鍋ですと加熱に時間がかかりますので、ガスコンロで沸かしてからストーブに移す方が賢明です。
 とにかくこのお粥、口に運び、ふーふー言いながらのみ込むと、食道から胃袋へ、粥の温もりがゆったりと伝わっていき、胃の中でも熱を持ち続けてくれます。体を心底から暖かくしてくれます。冬のストーブにはぴったりなのです。やはり、お粥さんと呼ぶべきなのです。

餅  さて、石油ストーブならば、餅などを焼くこともできます。
 そのまま直に餅を置いてしまうとくっついてしまいます。ストーブで食パンをあぶると余分な水分がとんで美味しく焼き上がるのですが、やはり直に置きますとすぐに焦げてしまうので難しいのです。ところが、焼き網を一枚、乗せてあげるだけで、これらをスムーズに焼くことができるようになります。

 でも、焼き物でしたら、ストーブよりも、もっと有能な暖房器具が存在するのです。

●焼くのは任せろ、火鉢

 冬は、火鉢があると違った過ごし方ができます。

 10月の終わりとか11月の初めなどの、夜になるとちょっと冷えるなあ、という時にストーブを出せるほど潤ってはいない貧乏人でも、火鉢で豆炭を燃やすだけで、ほんのりと暖まることができます。
 真冬だって、部屋で火鉢を使っていれば、ストーブの火力を弱めても部屋はそれなりに暖まりますし、お日様の出ている暖かな時間帯なら、ストーブを使わなくても、火鉢だけで充分に暖まることができるのです。
 火鉢も炭代がかかりますけれど、豆炭だったら12キログラムが900円ほどで買えます。これだったら、ちょっぴり暖かさが欲しいときにも気軽に使えますね。
 火鉢を手に入れたい方は、周りの人間、特に地方出身者に声をかけておけば、納屋に眠っている火鉢を入手できるかもしれません。頑張って手に入れてください。

 さて、火鉢は鉢の中で炭を燃やして暖まることができます。これに五徳、焼き網をプラスすれば、焼き物を楽しむことができるのです。
 ただし、汁がたれるような物を焼いてしまうと灰が駄目になってしまいますので適しません。鯣とか餅などを炙って喰うのが王道です。最中を貰ったら、ぜひとも火鉢で軽く炙ってから頂きましょう。ストーブで沸かしたお湯でお茶を煎れて呑めば、糖分が体を元気にしてくれるし、お茶で体も温まります。

気分は餅 もうすぐお正月です。餅を火鉢で焼いて喰うなんてのは正月ならではの贅沢ですけれど、餅もけっこう高いですし、自分で作るにも大がかりです。そこで、炊いた御飯を使って餅を作ることもできます。

 炊いた御飯をドンブリなどで半殺しにして、手でこねながら切り餅状にします。これを、両面に焼き色が付くまで焼けば、おもちの気分が味わえます。
 半殺しのままで、餅よりももっと薄く整形し、焼いては醤油を薄く塗り、を繰り返せば、煎餅にもなります。きりたんぽを作るのにも適しています。焼き色が付いたら串を抜いて手頃な大きさに切り、冷凍保存をしておけば、いつでもきりたんぽ鍋が楽しめてしまうのです。

 火鉢とストーブの組み合わせがあれば、昔ながらの囲炉裏なみの使い方ができます。
 ただし、換気には充分にお気をつけください。

●灯油も豆炭も尽きたら、寝る

 不況と叫ばれて長い長い月日が経っています。

 その月日に比べれば、ひと冬なんて短いのですけれど、そんなことを言ってもそれとこれとは話は違うって事で、冬というのは長く感じられます。そんな長い冬の間には、灯油が買えないこともあります。

 火鉢で必死に暖をとるのも、真冬の寒さでは厳しいものがあります。いくら服を着込んでも、手袋をはめてしまっては本を読むのも困難です。
 そんなときには、諦めて眠ってしまいましょう。

 ただ、この季節は布団が冷たくて、そんな冷たい布団をえいっとかぶっても、隅の方から冷気が入り込んできたりして、嫌ですね。
 布団に入っている自分自身が放つ熱も、できれば閉じこめて効率よく使いたい物です。

寝袋 そんなときは、寝袋です。
 布団の中で、寝袋に入って寝ます。寝袋なら、空気の出口は1箇所だけですから、布団よりもより効果的に自分の熱を閉じこめておくことができます。それに、寝ている間も動きを制限されるので布団から暖かい空気が出ていくことも防げるのです。
 寝袋が無ければ、替えの布団シーツなどでくるまるのも手です。

段ボールと新聞 また、畳の下から冷気がじわっと伝わってくるのを防ぐために、敷き布団の下には段ボールと新聞紙を敷いておきましょう。
 貧乏人ですと、新聞なんて取っていないでしょうから、知り合いから貰ってきましょう。貰う相手が居なければ、無料のタウンペーパーをごっそりと貰ってくればよいのです。

 湯たんぽも欲しいですね。翌朝、湯たんぽの中の水で顔を洗うというのも、やはり基本技でしょうか。

●春は必ずやってくるさ

 梅が咲き、南の方からは桜の便りが聞かれるようになれば、ホッとすることができます。

 今年は、去年に比べて幾分か灯油が安いので助かりますけれど、それでも痛い出費には変わりありません。
 出費を痛いままに終わらせるのではなく、そんな出費によって得られたストーブの熱を楽しむことができれば、それはそれで冬もなかなかいいなあ、と感じられるようになります。

 でも、できれば早く終わって欲しいんですよね、冬。


第二特集:会長の十大ニュース

 今年も、さまざまな出来事がありました。そりゃあもう、大小様々です。小さすぎて忘れていることもあれば、大きすぎて見えなかったものもありそうですけれど、最近、薄曇り気味の頭で思い出した出来事を、十大ニュースとしてまとめてみました。

1位会長、稲刈りする
2位会長、引っ越しをする
3位会長、米を切らして途方に暮れる
4位会長、4回も取材される
5位会長、差押予告をもらう
6位会長、石下でゴールデンバットが買えるようになる
7位会長、ついにテレビを切る
8位会長、車が壊れる
9位会長、27歳にして初めての献血
10位会長、火鉢を手に入れる

稲刈り  第1位は、第2位の引っ越しとの接戦を制した「会長、稲刈りする」になりました。機械農業が当たり前のこの時代に、なぜか手で稲刈りという貴重な経験をする羽目に。詳細は9月号の特集で書きましたけれど、本当に体を酷使した体験でした。しかしながら、一俵半の新米を手に入れたこと以上に、今後、生きることにおける重要なパーツを手に入れたような気がしてなりません。今後の活動における底力としての可能性が、一位に輝いた最大の理由となったのです。

かつての住居  惜しくも2位になったのが「会長、引っ越しをする」。これも、生活の上では大きな出来事でした。やはり、特集として10月号に詳細を書かせていただきました。いまごろ、リフォームされてしまった元・貧乏長屋には、もう誰か他の人が住んでいるのでしょうか。しかしまあ、引っ越しというのも骨の折れる作業です。役場、電気、ガス、水道、電話、プロバイダ、運転免許、軽自動車なんたら協会などなど、住所変更の手続きだけでゲッソリとしてしまったのです。

 3位には、これも辛い出来事だった「会長、米を切らして途方に暮れる」がランクイン。6月に米を切らし、米を買う余裕の無かった僕は無謀にも「全日本貧乏協議会的米よこせ運動」を展開。なんと、7月には本当に読者の方から米が届けられたのでした。嬉しさのランキングであったならば、これが文句無しの第1位に輝いていたことでしょう。詳細は、7月号の特集、および「これ、もらいました(感涙)」にて書いておりますが、S様、本当にありがとうございました。

 4位以降は、さらっといきます。4位の「会長、4回も取材される」は、なんだかわかりませんが、8月の終わりに立て続けに4件の取材申し込みが殺到するというものでした。ちょうど、失業率が5%突破という時期でしたねえ。
 5位は、「会長、差押予告をもらう」。会社員時代に住んでいた川口市の平成11年度の市県民税、いまだに未納です。無理です。
 6位は、「会長、石下でゴールデンバットが買えるようになる」です。今まで、隣の水海道市まで買いに行っていましたので、いくらゴールデンバットが1カートン1,100円でも、ガソリン代までかかっていました。住んでいる町で煙草が買えるというのは大きな事です。
 7位は、2000年8月号の特集で、いずれテレビなんか見なくなるという宣言通りに本当にテレビ受信設備を放棄してしまったという「会長、ついにテレビを切る」、8位は、11月になって車の調子が悪くなり、どうやらオルタネータの故障でバッテリーが充電されなくなった「会長、車が壊れる」。9位には、11月に所用で東京に出向いた際に、初めて献血をしたという「会長、27歳にして初めての献血」が入りました。初体験で400mlを抜かれてしまって、なんだか具合が悪くなってしまったのでした。
 最後、数々の候補の中から辛うじて10位の座に腰を下ろしたのは、「会長、火鉢を手に入れる」でした。この火鉢、カヌー職人の今野薫氏から貰いました。今野さん、はやく有名になってくださいね。

 というわけで、駆け足ながらも僕の十大ニュースでした。来年は、もっと華やかなのがランクインするように、仕掛けを用意しておりますのでお楽しみに!


連載記事
嗚呼、高校三年間 第8回 ”結核病棟24時”の巻の2

 ぼんじゅーる、シゲです。

 どうやら、会長の車は遠出など出来ない状態になってしまったようでありますが、僕は、10月末には八溝山に、11月末には袋田の滝に紅葉狩りに行ってまいりました。
 八溝山はともかく、袋田はじじばばだらけで疲れました。

 で、今月は弾丸ツアーの2回目かと思わせておきながら、結核病棟の話になるのであります。
 まだ読んでいない人は、10月号から読んでください。

 度重なるレントゲン被爆検査により、なんと入院することが決定してしまいました。
 人生初の緊急入院であります。
 翌日からゴールデンウィークという絶妙なタイミングでの入院……インド人もびっくりなのです(会長注:シゲ君は18歳です)。
 簡単な口頭試問と書類への記入をちょこちょこっと行うと、主治医の診察を受けて、いよいよ入院患者となってしまいました。

 部屋は相部屋ではなく、一人部屋でした。しかもトイレ・洗面台付き、冷蔵庫完備で2平米はあると思われる結構広い部屋です。なんでも、最近は結核にかかる人が増えているようで、相部屋が空いていませんでした。特に、BCGの効果が無くなる二十歳くらいの人と、昔から菌を持っていて体力が落ちてきた年寄りが多いと言うことなのです。
 一人部屋での生活は快適そのもので、テレビはCS放送まで観られるのにタダ。とっても静かで癪に障るような出来事もないし、外に出られないことを除けばとっても良い環境でした。
 CSでモトクロスを観ながら好きなだけ寝るという生活は、まさにリゾート。置いてあるテレビがテレビデオだったので、CSでやっているライブ中継なんかも録画し放題。オヤジも大喜びという楽しいひとときでありました。

 入院生活といっても、飯食って薬飲んで寝るだけですから、気楽です。
 ただ、薬の多さにはまいってしまいました。
 イスコチン4錠、リマクタンカプセル3錠、エサンブトール3錠、ピロミジン1錠の、合計なんと11錠を食後に飲まなければなりません。
 こんなに薬ばかり飲まされては、病気になってしまいそうです。

 とまあ、薬を飲むこと以外は快適この上ない入院生活にも慣れてきた5月の中ごろ、リゾートホテル気分の一人部屋から大部屋に移ることになりました。

 大部屋は、普通なら6人が監禁される部屋なのでありますが、僕が入った部屋だけは4人しか居ませんでした。二人分のベッドが無い分、結構荷物を持ち込んでも余裕があります。
 みんな隔離生活が長いせいなのか、多くの荷物を持っていました。

 引っ越し当時、同じ部屋にいたのは、じいさん二人と、インドネシア人一人でありました。じいさんのうちひとりは、終戦のときシベリアに連れていかれ、片足を無くした人で、もうひとりのじいさんは竹ひごを編んでカゴを作るのが趣味の人でした。
 竹カゴじいさん、よほど暇なのか、延々とカゴを編み続けています。大部屋に足を踏み入れた瞬間に、窓枠いっぱいに並べられた手編みのカゴが目に飛び込んできたのであります。
 いままでのリゾート気分が一転、とんでもないところに来てしまいました。

 まあ、そんな大部屋生活は、人間ウォッチングが面白くて退屈はしませんでした。
 それについては、来月に書きます。

 それでは皆様良いお年を。

つづく
シゲ


貧乏彩時記 〜第9回:柚子と煩悩
12月2日
柚子  柚子を貰った。寒くなってくると、黄柚子の嬉しい季節である。なんてったって、寄せ鍋には柚子が付き物だ。皮は細かく刻むか、飾りに切って薬味になるし、果肉から絞り出した汁で作るポン酢も寄せ鍋には欠かせないのだ。柚子を見ているだけで、鍋が喰いたくなる。ましてや袋から取り出したとたんに独特の、凛とした香りに包まれてしまうと、もう心の中は鍋一食、もとい、鍋一色に染まってしまうのだ。空腹の貧乏人にとって、柚子の香りは凶器だと言える。これで、家に帰れば白菜に葱に椎茸、冷蔵庫には牡蠣と蟹と鱈、なんて具合であるならば狂喜するところなのだけれど、生憎、暮れの押し迫った時期でもあるし、財政は厳しい。冷蔵庫には肉も魚もご無沙汰状態であるし、寄せ鍋を実現させるのは難しいのだ。こうなると、手にぶら下げたビニル袋に入っている香しい柚子によって狂気してしまいそうになる。僕は、空腹の貧乏人なのであった。

 鍋への思いはなかなか消えず、この柚子で絶対に鍋を喰ってやるのだと、しばらくは冷暗所で保存するか、いっそのこと冷凍してしまうかとも考えたが、もぎたての柚子を使わずに保存するというのもなんだか切ない。結局は、冷暗所でほったらかしておいたのだけれど、毎日毎日柚子のことが気になってしまい、どうにもこうにも鍋の映像が頭の芯に焼き付いたまま離れてくれない。気が狂ってしまう前に捨ててしまうのも勿体ないし、いっそのこと風呂に入れてしまおうかとも思ったけれど、それも踏ん切りがつかない。そうこうしているうちに、柚子はどんどん鮮度を失ってしまう。貰い物の柚子、その処遇をあれやこれやと思案するうちに、脳の回路が鈍ってきた。思考が鈍ったときには甘い物が一番だなあと、ひとり呟きながら台所で小麦粉+砂糖のめちゃくちゃ甘いホットケーキもどきを焼こうと思い立った瞬間に、停止寸前の脳から柚子の処遇に対するひとつのキーワードがふっと浮かんできた。柚子のマーマレードだ。頭の中から鍋を追い出すには、僕の大好きな甘いもので対抗するしかない。

マーマレード そうと決まれば話も早く、僕を悩ませ続けた柚子は切り刻まれて砂糖と一緒に煮込まれ、マーマレードへと姿を変えてしまった。甘さの中に、柚子の香りと酸味と苦味が同居する柚子のマーマレード。紅茶に加えるも良し、激甘ホットケーキもどきに使うも良しの保存食に生まれ変わった黄柚子は、甘さに飢えたときの救世主として、台所で活躍している。
 もちろん、タネと果肉の袋は手拭いにくるんで風呂に入れたのだった。


投稿記事
読者の声

こんにちは。いつも楽しく読ませてもらっています。

今、図書館から「大江戸リサイクル事情」という本を借りて読み始めたのですが、これがなかなか面白いです。
江戸時代の人々の生活と共に、その時代のリサイクルはどんなものだったかという内容を、作者の現代と比較した鋭くも的を得た指摘も加えてかかれてあって、非常に読み応えがあります。

会長も気に入られる事間違いないと思います。
だって作風が似ているから…(笑)。

投稿:happygirl

江戸時代は、ゴミなんか落ちていなかったそうですね。

今みたいにプラスチックなんてないし、鉄は貴重品だし、燃やせる物はエネルギーになるし、チリ拾いまで居るわけですから。排泄物だって、百姓が野菜と交換に持っていって肥料になって、長屋の大家はそれによって得られたお金で正月に餅を振る舞う。いいなあ、長屋。

「大江戸リサイクル事情」、古本屋で探してもなかなか見つからないんです。なにせ、図書館など無く、図書室と呼ばれる部屋には役に立たない本ばかりが並んでいる町に住んでおりますので、頼りになるのはブックオフの100円コーナーだけなのです。とほほ。

回腸

私は自動車関係に勤める者です。今日の日記を読んで、管理人様が何の車に乗っているのか気になりましてアルトだったでしょうか?
宜しければ、年式走行距離等教えて頂ければ幸いです。それと、そのクルマに特別な思い入れ等御 御有りでしょうか?有ればお聞きしたいです。

投稿:白ゲイ

投稿していただいた際、文字化けが発生しておりましたのでこちらで適当に修正させていただきました。

私の車は、昭和63年式のセルボ(CG72V)です。もう7万8千キロほど走っておりまして、つい先日はオルタネータが逝ってしまい、今では電気自動車のように家で充電が必要になっています。

車検が来年の12月に切れるのですけれど、1万6千百円もするフォグランプ一体型のウインカーをいっこ交換しなければならないし、車幅灯も割りましたし、タイミングベルトもそろそろ交換でしょうし、車検が切れる前に、新しい中古車を探さなければならないです。

こいつに初心者マークをつけて、茨城<>姫路を往復した時には色々と経験しました。軽自動車なんてガードレールにぶつかるとすぐにひしゃげる事とか(笑)。

なにせ変なかたちですから思い入れもありますけれど、来年でお別れ。
自動車関係の職場と言っても、軽自動車なんか余ってないですよね(笑)。

怪鳥


編集後記/次号のお知らせ
編集後記
正月は目の前ですけれど、この12月号も相変わらず月が変わるぎりぎりでの発刊となりました。まあ、毎度のこととお笑いください。笑っていれば、福がやってきてくれると言うではありませんか。幸せは歩いてこないから歩いていくのだなんてことも言いますし、残り少ない今年、笑いながら歩くとしましょう。私にも、今年は色々な出来事がありました。十大ニュースとして発表できないようなこともありましたけれど、そういったプラスやマイナスも楽しいものです。来年の今頃、やはりこうして年末ぎりぎりに12月号を編集していられたら、それは私にとっては幸せなことです。小さな幸せを、年に12回も味わえるのです。苦しみも伴いますけれど。今月号は、駆け足で編集してしまいましたけれど、人生も駆け足気味になっている私の貧乏生活は、4年目に突入していくのでした。(か)
次号のお知らせ
耐乏Press Japan. 2002年月号 1月発刊予定

特集

  全日本貧乏協議会の考える貧乏とは平成一四年版

連載記事

  発掘!!貧乏図書(5)
  貧乏彩時記(10)

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