貧乏大全 第二巻
貧乏大辞典第二版
全日本貧乏協議会

編集方針
 この辞典は、現代を生きる貧乏人がとるべきスタンスを言語レベルにて掘り下げることを主として編集されたものである。その方針と、注意すべき点について記す。

主幹の主観による解釈

 本辞典は、不況長引く現代を貧しくも力強く生きるべき貧乏人にとっての啓蒙を促し、貧乏人同士の共通認識を確立することを趣旨として、主幹 川上卓也が目で見、耳で聞き、頭で理解し、考えた結果を感情として吐き出した言葉の解釈集である。主観による辞典と言えるが、貧乏人の主観からは脱却しないよう心がけて編集しているので、貧乏主観による辞典と言い切れるものである。
対象となる読者
 本辞典は、貧乏人による貧乏人のための貧乏専門辞典である。編集の際には、お金持ちや、貧乏くさいだけの人々、つまり貧乏人以外の読者のことはまったく考慮していない。
 感情の通った本辞典に触れることで不愉快な思いを抱く人々も存在すると予想されるが、そういった人々は、おそらく本辞典が対象としていない貧乏人以外の人であろうと考えられる。そういう思いをされたくないとお考えの、自分は健全な精神を持っているという根拠無き自信にあふれた方は、目次から先へ進むことを控えるべきである。
収録語の選定
 日常生活で使われる言葉、使われることの少なくなった言葉、ぽこっと出現した新語、諺、書名、サービス名などから、貧乏人が、貧乏視点から用いるべき語彙を選定した。決して、国語辞典を最初から読み、意味の付けられそうな語彙だけを選んでいる訳ではない。
冗談の混入
 数は少ないが、いくつかの冗談も混じっている。貧乏人には、玉石混合と言うに相応しい現代の情報氾濫の中、自分に必要な情報を選び出す能力が必要であると考え、啓蒙を兼ねての混入と考えていただきたい。
引用
 本辞典では、語の意味を明確にするために必要と判断した場合に、他の書物、歴史上の人物、全日本貧乏協議会会員の発言を引用している。引用部分および出典は、斜体で表示してある。技術的に言うなら、<CITE>〜</CITE>タグで囲ってある。

 例)じゆうしゅぎ【自由主義】
「アメリカは平和よりも自由を重視する。しかも、その自由は企業活動の自由を根幹とする」 …… 第33代米大統領 ハリー・トルーマン
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