貧乏大全 第二巻
貧乏大辞典第二版
全日本貧乏協議会
わ行

 
ワーカーホリック
たかが生活を支えるための手段に過ぎない労働が、人生の中心軸に据えられてしまう中毒症状。
ワープロ
ワードプロセッサの略。初期の物は表現力も乏しく、使用者の技量によってはちょっとした書類なら作成できる程度の機械であった。現在ではパソコンで動作させる形式が主流となり、見た目をゴージャスに装う機能がパソコンの具合を悪くするほどに詰め込まれ、素人仕事の出版物が氾濫する原因となっている。
わいろ【賄賂】
有利な状況にさせるために用いる呼び水としての金品。袖口を出たり入ったりするのが好きな手乗りインコの名前に使う場合もある。
わかい【若い】
生まれてから過ごした時間が短いということ。特に十代の若者などは社会的制約も多く、持っている知識の量や経験の量は成人に比べれば劣る分野も多いけれど、知識や経験で己の優劣を測るような大人げない大人には、吸収力という点に関しては霞んで見えるらしい。
わかい【和解】
謝罪の意と保証、つまり金銭について明確なる記述が認められる書面によってもたらされる譲歩。
わがし【和菓子】
きちんとした甘さを持つ、お茶の味を引き立てることが出来る日本の菓子。
わかす【沸かす】
冬場、ストーブの上に水を入れた薬缶を乗せておくこと。
わかれ【別れ】
木綿のTシャツが手拭いになり、雑巾になされ、やがて可燃ゴミとしてゴミ収集でドナドナされること。
わきおこる【沸き起こる】
酒に酔った拍子に創作意欲が次々に出てくる様子で、二日酔いを伴う。
わぎゅう【和牛】
国産とは限らない、牛の一品種。
わくわく
どうやら奢ってもらえそうな雰囲気だというときの心。
わけへだて【分け隔て】
奢ってくれる人と小言ばかりで奢ってくれない人とを区別し、相手によって異なる扱いをすること。
わけまえ【分け前】
ピンハネされた残りかす。
わこんようさい【和魂洋才】
明治時代の文明開化の頃に発生した造語で、語源は和魂漢才。アメリカングローバルスタンダードなんて訳のわからない言葉を平気で使うような世の中では、魂まで売り飛ばしてしまったところで仕方がないの一言で済んでしまいそうだ。
わずか【僅か】
一握の米。
わずらわしい【煩わしい】
世間との接点に生じる不快感。
わすれる【忘れる】
不都合な記憶を本能が放り投げてしまうこと。
わせいえいご【和製英語】
昔から日本人は英単語だけは良く知っていることがうかがえる、独特の言語文化。
わだい【話題】
マスメディアによる情報操作。
わっぷ【割賦】
借金の分割返済の総称。
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をぅ
茨城県西部のごく一部で通用する局地的方言(一本足りない一本語)で、主に返事を意味する。アクセントによって、快諾、空返事、疑問などを表現する。
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茨城県西部のごく一部で通用する局地的方言(一本足りない一本語)で、主に返事を意味する。アクセントによって、快諾、空返事、疑問、考えている振りなどを表現する。「『パソコンなんてのは所詮なにもかもがソフトウェアで、人間こそがハードウェアだ』と言われた男は、『んー』と考えた振りをしてみたものの、考えるのに必要な情報があまりにも不足していることは明らかであった」
んとす
そうしたい、そうしなければならない、そうするのだ、という意思を表す。「江戸川の橋をそぞろ越え−」「我、現代貧乏語辞典の創造者たらんとする野心を以て、当コンテンツを編したり。いざゆかん、一億総貧乏時代を」
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