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ひあたり【日当たり】東京では、死語らしい。ピーティーエー【PTA】学校単位で結成された、児童・生徒の両親と教師との間で責任のなすりあいを行うための組織。ビール【麦酒】「なにか冷たいものでも買っていってやろうか」と言われた際にリクエストすべき、冷たい飲み物の代表格。ひきでもの【引き出物】埋め立て地の原材料のひとつ。ひくれてみちとおし【日暮れて道遠し】歳をとったのに、未だに住宅ローンが終わらないこと。ひこうき【飛行機】ファーストクラスの客から徴収した金で空を飛ぶ乗り物で、荷物としてその他のクラスに乗る人間を運ぶ。ひっこし【引っ越し】ふたつの地点間での荷物の大移動という側面の他に、行政的手続きのオンパレードで辟易するという側面も持つ、家財道具が少なければ少ないほど快適になる行為。この大行事を行う要因としては、リフォームによるトイレの水洗化、家賃の値上げなどが挙げられる。どうでもよいが、電気ガス水道電話住民票郵便局への届け免許証車検証自動車保険その他諸々の手続きを全部バラバラに行わなければならないことにはまことに腹立たしいが、その日のうちに処理されるというのは世界各国と比べてもトップレベルであるらしく、したがって世界中のほとんどの人々が、引っ越しによって肉体と精神の苦痛に耐えながら行う行事であるとわかる。この苦痛から解放されるためには、ローンという新たな苦痛を背負って家を建てるか、大きな意味での遊牧民になるかの二者択一しかないとされている。ひっつみすいとんをゴージャスに変身させる別称。ひと【人】これほど緻密で、これほど曖昧でどうしようもない生物は、地球上にはこれ以外に存在しない。ひとまね【人真似】陰に隠れて行う分には参考になるが、人前でやっても笑われるだけの行為。人前で喜ばれるのはモノマネ芸人だけである。ひとりごと【独り言】脳に締まりのない状態での思考の漏洩。「疲れているときに、人前で『肉』って−を呟いてしまったときには、さすがに恥ずかしかった」ひばち【火鉢】室内で暖をとったり、乾物を炙ったりするために使用する、炭を燃やすための鉢。「僕の趣味からすれば、瀬戸−よりも長−が欲しいのだけれど、残念ながら手に入らないんだよ、これが。深川に行くとため息が出るね、ほんと」ひま【暇】「忙しいって言う暇はあるんだよね」 …… 段平女・Aひゃくえんライター【百円ライター】 |
ファーストフード給餌施設。ファインダー覗いていると、その世界に没頭してしまう窓。戦場で危険だと分かり切っている草むらに入り込んでしまうのも、この窓の先に広がる有限の視界が誘惑をするからなのかも知れない。知らないうちに車道に出てしまい、罵声を浴びることならよくある。ふあん【不安】明日に喰う米がないことにより現れる、生を維持することに対しての精神の動揺。フィールドワーク現在、研究家や評論家と呼ばれる職種の人々が最も行わないと思われる、何事においても最も重要な実地調査などの研究・調査活動。ふうし【諷刺】社会や人物に対し、馬鹿には気がつけないよう、遠回しに皮肉を言うこと。諷する。ふうせいかくれい【風声鶴唳】ローン返済者が、風の音や鶴の鳴き声にさえ、借金取りが来たのではないかと驚き恐れること。ふうてん【瘋癲】あっちへふらふら、こっちへふらふら、風の向くまま気の向くままに。貧乏人が旅をする際の、基本姿勢のひとつ。ふうふ【夫婦】夫が金を稼ぎ、妻が注文を行い、夫が商品を受け取りに来るといったような分業制の確立された、家族を表す単位のひとつ。ふうみ【風味】本来、洗練された味のことを表す言葉であったが、現在では、○○風味というかたちで似て非なる人工香料が使われていることを表す言葉になってしまった。ブーム知った頃には下火になっている、踊らされると馬鹿を見る流行の総称。ふうらいぼう【風来坊】旅が日常になってしまった、定まった家など必要としない貧乏人。ふうりゅう【風流】寒きものなり。ふかのう【不可能】タイムマシンでの時間旅行や、ワープ航法など。松阪牛やフォアグラを食すことくらい、そのうちには可能になるかもしれない希望はあるから、これにはこの言葉を当てはめたくはない。前沢牛は喰ったし。ふごう【富豪】奢ってくれるんだったら、友達になってやっても良い人々。ぶしょうもの【不精者】半径一メートル以内に生活必需品が散乱している人。ぶたはふとらせてくえ【豚は太らせて喰え】税務署がネットオークションを放置している理由。プチブルプロレタリア階級のくせに、僅かばかりの貯金やみみっちい借金でブルジョワの真似事をして喜んでいる中流人種。ふつかよい【二日酔い】酒による覚醒を遂げた翌日の、どうしようもない各能力の鈍化。アルバイトを休む羽目になる、唯一の原因。ふところ【懐】心の中、考えを表す場合と、金銭状況を表す場合があることから、あまり好ましくない言葉である。金銭状況に応じて心の状況まで変化するかのような印象を与えるからだ。ふとん【布団】冬の天気が良い日に天日干ししたものなどは、麻薬である。ぶな【山毛欅】ブナ科の落葉高木。山地に生え、実は食用になり、油もとれる。椎茸が生えている可能性あり。ふはい【腐敗】行っておくべき手間を惜しんだばかりに訪れる、食材との別れ。行っておくべき手間を惜しんだばかりに訪れる、政治の状態。ふゆ【冬】灯油が必要。ふゆかい【不愉快】否定論でしか話をすることができない偽善者を目の前にしたときに起こる、心の動き。プラグマティズム実用主義。現代アメリカの代表的な哲学とされ、日本でも似て非なるものの氾濫に貢献している。プラスチック製品の消耗部分に多用することにより、製品寿命を短くできる魔法の素材、もしくはゴミ。ブランドしんこう【ブランド信仰】カタログ文化によってでっち上げられた、知名度と値段が価値判断のすべてという偶像崇拝。ブランドもの【ブランド物】貧乏くさい連中に一点豪華主義というゴージャスを与えるための小道具。フリーランス自由契約という名の下に、複数の主人を抱える飼い犬。ブルーギル淡泊どころか、味がない。そのくせ、骨はごっつくさばきにくい上に身は少ない。塩・胡椒を使えば塩と胡椒、カレー粉を使えばカレー粉の味しかしない。唐揚げにすれば、衣の味しかしない。ただし、酒で煮込むと鰹出汁風の味が出る。プロフェッショナル最後の詰めの作業を完璧にこなすことで、生み出したものから収入を得られる、その道の専門家。近年、アマチュア化が激しいのは、詰めにかかるコストを渋る傾向にあるからだと思われる。ぶんかじん【文化人】現代人に不足がちな栄養素のひとつ。ぶんじゃく【文弱】確かに、筆者は弱々しい。 |
へいい【弊衣】貧乏人の衣服。多少の綻びなどは、重ね着と裁縫で補える。べいえんのし【米塩の資】米と塩を買う資金の意から、生活費のこと。できれば、味噌も欲しい。べいか【米価】ある意味で米本位制の貨幣感覚を持つ貧乏人としては、非常に重要となる、米の値段。へいきん【平均】中庸意識に縛られた人々が最も気にするところの、中間の値。べいせん【米銭】米を買うための費用。べいしゅう【米収】貧乏人の生活を左右する、米の収穫量。ペーパーナプキン和紙が高価な物になってしまった現代、煙管掃除に大いに役立つ無料入手可能な紙製のナプキンもどき。へきせつ【僻説】当辞書のような意見。当辞書のような主張。ぺこぺこ空腹を表すには、あまりにも芸のないありきたりな言葉。奢って欲しければ、もうすこし訴えかける表現を身につけるべき。ベジタリアン庭の雑草を食べる際の言い訳。へそくり【臍繰り】こっそり、ちまちま、内緒で貯めた金。もちろん、貧乏人にはそんな余裕は皆無である。べたぼめ【べた褒め】奢られているときに、財布の主にたいして取るべき行動。奢られているときだけは、絶対に逆らっては行けない。べっかん【別館】歴史ある本館からちょいと離れた場所に建設された、貧乏くさい建物である場合が多い。本来、卓球台があるべき大浴場前のロビーに、テトリスや腕相撲のゲーム機が置かれていたりする場合もある。へっつい【竈】泥を練り固めて作ったかまど。作ろうにも土間がなければ難しく、現代人はおとなしくガスレンジを使用するより仕方がないと思われる。ヘルペス【ヘルペス】ウイルスによる水疱などを伴う皮膚病で、痛痒い。栄養や睡眠が不足がちになり免疫力が低下することで発病することから、貧乏人にとっては健康のバロメータとされている。へんさい【返済】ローン返済者は、これのためだけに生きることを許されている。へんじん【変人】自分のやりたい事が生活の中心になってしまったため、世間の人々が常識的なものと思いこんでいることには無頓着になってしまった状態。べんとう【弁当】外出先で食べるために、アルマイトの容器に御飯と梅干し、もしくは御飯と海苔を詰めたもの。 |
ぽい〜に似ている。〜に近い。〜のような気がする。けれど、けっしてそれではないことを意味する。「牛肉っ−」「夏っ−」ぼういんぼうしょく【暴飲暴食】奢ってもらえた際に行う、胃袋の限界を追求した飲食行為。ほうしょくのじだい【飽食の時代】貧乏人にはあまり実感のない言葉であるが、右を向けばハンバーガー、左手にはコンビニ、西にはファミリーレストラン、東には回転寿司という、世界中の料理に似せられた食べ物がいつでも食べられるけれど、誰も本物を知らないと言う満足感からは縁遠い時代。ぼうでんち【棒電池】懐中電灯の別称。ほうどう【報道】これを行う側の人間、もしくは組織に金を出している人間、もしくは組織の意に添うように加工した情報を、メディアを用いて垂れ流す行為。ボーナス木・竹・金属などを素材とする、手に持てるくらいの細長い形状のものに、電球の形状に似た暗い紫色をした実を刺したものらしい。年に二回、主に夏と冬が旬で、この時期には知人に奢ってもらえる可能性が高くなる。「さあ、決戦の時は来た、今夜こそは叫ぼう、他人の−万歳と」ほし【★】かつて、岩波文庫の価格表示として使用されていた記号。創刊当時は、約百ページを★ひとつ二〇銭としてはじまり、カレーライス一杯と同等であった。一九五〇年以降は三〇円、五〇円、七〇円と値上がりし、一九七九年には☆ひとつ一〇〇円、★ひとつ五〇円となるが、一九八一年四月以降は記号による価格表示は廃止された。「ローソクの科学って、−ひとつだったから、みんな岩波文庫に目覚めたときには買って読んでるんだよ。ローソクの科学を知ってる奴は、大抵は科学系か、変人だよ」ほしい【乾し飯】ぽじふぃるむ【ポジフィルム】 |
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