貧乏日記

May 08, 2008 01:48

 揺れが収まってから出る緊急地震速報。

 しかしまあ、それなりに大きく長く揺れていたので、日記に書こうとしていたことを忘れてしまった。思いつきは、メモをして記憶し育てることで血肉となっていくけれど、浮かんだまま脳に留めたままだと昨日の昼になにを喰ったか程度に消え去るものなのだ。

 そもそも、昨日は昼飯を喰ってない。

 

Apr 12, 2008 00:22

 缶詰。

 遅々として進まぬ原稿に業を煮やされ、昨年の秋ごろからちょくちょく呼び出されては出版社の一室に監禁されてきたのだが、今回は泊まりでやっていけと最上階の和室へ通された。窓を開ければビルの壁なのに、畳に掛け軸という異質な空間だ。

 コイン式のテレビと小型冷蔵庫さえあればどこぞのホテルみたいな造りなのだが、飾ってある書や掛け軸は本気だった。貧乏人が居座るにはいささか不似合いだ。少なくとも、胡座でゴールデンバットは似合わない。

 やっぱり、壁に蜘蛛の巣がへばりついてるくらいがちょうどよい。

 

Mar 21, 2008 02:15

 春分で酔っぱらった。

 年明けから続いた囲碁の棋聖戦に決着がつき、山下敬吾棋聖が防衛を果たした。趙治勲の全盛期を知らぬ者として彼を応援していたのだけれど、激戦の末に最終局を物にした棋聖に対して影ながら賛辞を送りたい。

 僕の棋力は自己判断で十五級くらいだけど、今回の七番勝負は心の底から楽しむことができた。頼りない印象だった山下棋聖が“あの”趙治勲を下した今年の棋聖戦は、日本囲碁界にとっても有益だと信じたい。うん、囲碁を知らない人間にはまるでどうでもいい日記だなこれは。

 今後も趙十段と井山裕太七段には注目したい。誰もわからなくても。

Mar 13, 2008 02:47

 風邪を引いて一週間。

 花粉なのか風邪なのかいまいち判別のつかない程度には回復したように感じるが、動いていると頭痛がやってくる。梅も咲いて、春の陽光を懐かしさとともに迎え入れたいというこの時期に随分と損をしたものだ。

 三月は、仲間内で筑波山を題材になにかつくるという妙なイベントが予定されていて、仕方がないのでなにか撮ってこなければならない。けど、単に写真を出しても面白味がないから、撮影、現像、原稿作成、加工、印刷と考えると、ああ、もう時間が少ない。

 ネタに走らないことが最高のネタになることもある。

 

Feb 19, 2008 01:32

 十日がかり。

 友人に貰って以来、酷使してきたMac。この冬は起動する日としない日があり、いよいよ危ないかと思っていたところで完全に起動しなくなったのが、九日。夜に昼にと必死の復旧作業を続け、ようやく、最低限は動くようになってくれた。

 結構な時間を使ったけれど、部品代が遠足のおやつ代程度で済んだのは幸いだった。電子部品が小型化していて、もう、僕の技術じゃ半田ごてを握ることもないだろうと思っていたけど、電解コンデンサは昔の大きさだった。

 足の長いのがプラ…ス? とかいう記憶でテキトーに付けたけど。

Feb 07, 2008 00:28

 水道水が氷水だった。

 暦の上では春だけれど、寒いと言わずにはいられない。炊いた飯は、盛られた瞬間に冷めていく。事前に器を温めておいたって、この冷気の前では無力だ。これを打開するため、献立が丼物になるのは必然であろうか。熱い物で“ふた”をしてしまえば冷気にだって対抗できる。

 そんな日々であるから、そろそろ片栗粉が尽きようとしている。五パーセント割引券の日だから忘れずに買いに行こう。なんでもぶちこめる餡掛けは簡単だし、いざとなれば具がなくても調味料だけでなんとでもできるから魅力的だ。

 二月さえ乗り切れば。

Feb 01, 2008 15:21

 餃子でも作ろうかな。

 最近は守谷に一日五百円の駐車場があるので、東京へ行くときはこれを利用するのがもっとも安上がりだ。雑然とした都会を歩き、帰りのTXに揺られて夜の守谷駅に降り立つと、まず、空気の違いにほっとする。

 石下に比べれば守谷なんていうのは都会もいいところなのだけれど、東京の空気が染みついた肺にはなんとも旨く感じられる。お茶の味が水で変わるように、煙草の味まで違うものだから、帰るのが楽しくてならない。

 空気ってのは読むものじゃなく、味わうものだと感じる瞬間だ。

 

Jan 10, 2008 00:25

 あらためて、おめでとうございます。

 八日は東京へ拘束されに行き、ついでに神田明神で初詣を。今年も一年、なんとか無事に過ごせたならば幸福である。ちなみに今日、バイト先の社長からお米を貰えることになった。わりと効き目があったかもしれない初詣であった。

 ああ、そういえば今日は寿司屋の玉子焼きも貰ったのだ。しっかりと焼き上げられていながらも、口に含むと甘い出し汁がしっとりじゅわりと染み出してくる。凄いな、初詣。

 本年もまあそれなりに。

 

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貧乏日記 耐乏PressJapan.
発行:全日本貧乏協議会 発行部数:50042 冊
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